宮本夏子(鈴木保奈美)は専業主婦。娘の華(島崎遥香)の二十歳の誕生日を祝おうと心のこもったディナーを準備していた夏子は、帰宅した夫の明良(宇梶剛士)から「会社を辞めてきた」と衝撃の事実を告げられる。夏子は自分が仕事に出ようと考え、就職試験をいくつも受けるが、アラフィフの専業主婦を正社員で雇ってくれる会社は見つからない。そんなある日、地元のスーパーマーケットで夏子に仕事のチャンスが訪れて…。[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ
スーパーマーケット「宝屋」でパートとして働くことになった夏子(鈴木保奈美)。宝屋には店長の岡野(岡田義徳)はじめ何人かの店員たちがいるが、仕事にやる気がなかったり、手際が悪かったりと、何らかの問題がある人間たちばかりだった。売り場でのトラブルをきっかけに、子育てに悩む親たちのためのイベントを企画しようと思い立った夏子だったが、岡野からはその企画を否定されてしまい…。[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ
夏子(鈴木保奈美)は宝屋の経営が思わしくなく、ライバル店の「グランデ」に大きく水をあけられていることを知ってしまう。岡野(岡田義徳)もまた、そのことで悩んでいた。そんな折、店員の明日香(山谷花純)と裕人(岩井拳士朗)が誤ってヨーグルトを大量に発注してしまう事件が起こる。ヨーグルトを売り切ることができなければ、店長である岡野の責任問題になりかねない。夏子たちはこの状況を乗り切ることができるのか…?[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ
宝屋がグランデに吸収合併されるという驚きの知らせがもたらされ、皆がショックを受けるまさにその時、夏子(鈴木保奈美)の娘・華(島崎遥香)が妊娠していることが発覚する。恋人で学生の翔太(上遠野太洸)も、夏子の夫・明良(宇梶剛士)もおろおろするばかり。そんな中、グランデにやられっぱなしの現状にもめげず、なんとか最後に宝屋の思い出を残そうとする夏子たちは、「デリシャス弁当大会」への参加を決意するが…。[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ
夏子(鈴木保奈美)はグランデで働いてほしいという美咲(山口紗弥加)の誘いを断り、専業主婦の生活に戻るが、かつての宝屋の仲間たちがそれぞれの今の仕事で輝いていることを知り、働く喜びをもういちど体験したい気持ちを持ち始める。家族の後押しもあってグランデで働くことを決意する夏子。グランデではプライベートブランドの肌着を開発するプロジェクトが進んでいるが、それをめぐる深刻な対立も存在していた。[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ
夏子(鈴木保奈美)はオーガニックコットンでシームレスの肌着の開発に努力していた。「まる善」というメーカーの専務が夏子たちに協力してくれると言うが、かつて大手の百貨店との共同商品開発で苦汁をなめた経験のある社長は「協力できない」と夏子に言い放つ。社長の作る製品であることに意味があると思う夏子は、まずはサンプルを作ることへの同意を社長から取りつけるが…。[FICT](C)NHK/株式会社アズバーズ