八幡鳩九郎
白い鳩とともにどこからともなく現れた謎の剣士・八幡鳩九郎(松平健)、その正体は彦根藩主・井伊直忠である。鳩九郎は自分に生き別れになった双子の兄がいることを、臨終を間近にした母から明かされる。江戸に出向き、市井に身を置きながら兄を捜す鳩九郎。しかしその江戸では、謎の紫公方率いる紫組が、商人から幕閣の重臣に至るまで幅を利かせ、無法の限りを尽くしていた。ある日、富ヶ岡八幡の境内で、十手持ちの父を殺されたお久が、紫組の赤関三十郎に襲われているところを鳩九郎が助けたのがきっかけで、紫公方VS八幡鳩九郎の壮絶な闘いの火蓋が切って落とされた。闘いのゆくえ、そして紫公方の正体とは?!【TV長編】(C)ティーエムプロダクション