男装し、講談を生業とする譚鈴音(たん・れいいん)は、眉目秀麗な才子・唐天遠(とう・てんえん)をモデルにした「唐飛龍(とう・ひりゅう)恋物語」が当たり、都で一番の人気を博していた。しかしある時、彼女が女性であることがバレて、雇い主からクビだと宣告されてしまい…。
師爺としての初登庁の日を迎えた譚鈴音(たん・れいいん)。しかし、発売したばかりの「唐飛龍(とう・ひりゅう)裁判編・序章」の売れ行きがすさまじく、書社に残って殺到する客をさばく手伝いをすることに。一方、鈴音がまだ県衙に登庁していないと聞いた唐飛龍は、書社へ向かうが…。
手がかりを求めて天香楼に潜入した譚鈴音(たん・れいいん)だったが、あえなく捕まってしまう。鄭少封(てい・しょうふう)に救われて事なきを得たものの、唐飛龍(とう・ひりゅう)に大目玉をくらうのだった。そんななか、銅陵の副県令として周正道(しゅう・せいどう)が赴任し…。
譚鈴音(たん・れいいん)は、お忍びで調査に出かけた唐飛龍(とう・ひりゅう)を追いかけ、天目山へ。そこで2人は女性の遺体を発見する。死んでいたのは、造船を生業にする商人の娘・斉ケイ(さい・けい)。妙妙生(みょう・みょうせい)の愛読者で、鈴音も面識のある令嬢だった…。
「唐天遠(とう・てんえん)は姉にとって恩人でもあり希望です」。譚清辰(たん・せいしん)の打ち明け話によって、飛龍(ひりゅう)は己と鈴音(れいいん)の思いがけない縁を知った。しかし、彼が県衙に戻ってみると、鈴音は鄭少封(てい・しょうふう)を相手に飛龍の悪口を…。
孫不凡(そん・ふはん)の身体に、斉ケイ(さい・けい)が残した爪の痕が残っている。それを確かめられれば、事件は一件落着――のはずだった。しかし、不凡はある者の入れ知恵で引っかき傷を消し、己の罪を葬り去ろうと画策する。そんななか、斉ケイの侍女・玉環(ぎょくかん)が失踪し…。
Haowei Zhang
Tang Tian Yuan
Zhang Ruonan
Tan Ling Yin
Leo Li
Jiang Mu Chun
Dai Jing Yao
Duan Feng
Baijia Zhang
Zhou Zheng Dao/Ru Yi