灯会の夜、江城へ移動中だった新任警部の陳思は、女性を襲おうとした男を捕まえる。被害者の女性は江城の実力者・白夢海の娘だったが、薬物を盛られ昏睡状態に陥っていた。そこで白夢海は医者が勧めるまま、解夢師の袁不解を捜すよう江城警察に依頼する。一方、陳思たちが袁不解を見つけ、署に連れてきたその時、水死体が運び込まれる。陳思は犯人が拘束された事件より、水死体を殺人事件として優先的に捜査すべきだと主張するが…。
白霊犀の夢の中へ入り込んだ袁不解と陳思。白霊犀が灯会の夢を見るよう仕向けると当時の夢が現れ、白霊犀は海富から薬物を渡され、吸い込もうとしていた。袁不解はその薬物を海富に渡した男を突き止めようとする。
灯会の夜、“子宝の神”と呼ばれる道士が水死体で見つかった。妊婦に霊薬を飲ませ、胎児の性別を逆転させる能力があるとされるが、その薬は単なる安胎薬だった。その頃、郊外で新たな男性の死体が発見される。
監獄に収監中だった呉楚が脱走した。看守の男が殺され、現場には謎の記号が残されていた。袁不解は、看守を殺したのは呉楚ではないと断言。陳思は袁不解に、呉楚について知っていることを問い詰めるが...。
如夢劇場での悲劇、呉楚の脱獄、そして白霊犀の事件。この3つの事件全てと関わりを持つ袁不解に、陳思は捜査に協力する見返りに呉楚の情報を全て教えると言う。そんななか、福楼ホテルの一室で殺人事件が起きる。
福楼ホテルで起きた殺人事件の手掛かりを探るため、陳思たちは江城実験専門学校を訪れる。校長によると、503号室の女学生たちはいまだに行方不明のまま。当時、武芳芳はルームメイトからいじめられており...。