毎日、100トンもの岩が宇宙から降り注ぎ、そのほとんどは大気圏で燃え尽きている。しかし、恐竜を絶滅させたのは、たった一つの隕石だといわれている。果たして、人類も恐竜と同じ道をたどる可能性はあるのか?
あるスパイ衛星が宇宙からの脅威である命を脅かすガンマ線バーストが襲いかかる。巨大な星が死ぬと、放射能が拡散され、地上にいる人類を絶滅させる恐れがある。それは、いわば目隠しをしたスナイパーだ。
現在、6000以上の衛星が地球の軌道を回っている。その速度は、どんな弾丸よりも速いという。その60%は機能しておらず、制御不能だ。1度、衝突事故が起きれば、連鎖反応で世界規模の通信障害が起きる恐れがある。