晴れた空から突然降ってくる巨大な氷の塊、「氷爆弾」。この謎の現象は、世界中のあちこちで起きていた。恐ろしい破壊力を持つ氷の塊は、巨大なひょうなのか?飛行機、あるいは宇宙からの落下物なのか?世界の不思議な現象の解明に挑む調査ジャーナリスト、アレックス・ハナフォードが真相解明に挑む。
カナダのサスカチュワン州では、長年にわたり空から聞こえる謎の音に住民は困惑していた。科学的に分析しても音の正体は不明で、そもそも音の発生源が近くになく、聞こえた場所にもばらつきがある。列車、除雪機、電磁場などの仮説が挙がるが、原因は複合的なものだった。科学で恐ろしい音の真実を突き止める。
アメリカ・アーカンソー州で2010年の大みそかに、空から何千羽のハゴロモガラスが降ってくるという事件が発生。おびただしい数の死骸に住民は驚く。駆除や天候といった外的要因が挙がり、近隣でも同時期に似た事件が起きていたことが判明。その夜に花火があがっていたという証言から、大量死の謎の全容に迫る。
1993年に南オーストラリアの町を襲った大規模なネズミ被害。調査を開始したアレックスは、住民が撮影した当時の映像を入手。なぜ被害は繰り返し発生し、なぜオーストラリアでだけで大量発生が頻発するのか?そして次の被害はいつ起きるのか?住民の証言や専門家らの助言を受け、謎の解明に奔走する。