ある館に、女主人と3人の息子が住んでいた。ところがいつの間にか、美と若さを求める魔女が女主人に成り代わっており、鏡を通して幽閉した黄金城の姫から若さを吸い取っていた。それを知った3人の息子は魔女に追われ、長男はワシに、次男はクジラに変えられてしまう。運良く逃げ延びて黄金城の姫のもとにたどりついた三男は、姫に水晶の王を探して来て欲しいと頼まれる。水晶の王は、森の主である野牛魔人が持っていた。
ある所に、9本の尻尾を持った古狐がいた。村一番の金持ちで、美人の奥さんを持った幸せ者と自負していたが、友人の狐ハンクに「美人の奥様を持つとなにかと心配でしょう」と言われ、まさか浮気なんかと心配になる。古狐は、突然現われた尻尾が9本ある悪魔にそそのかされ、家で突然死んだふりをして奥様狐を試す。まず、ハンクがやって来て、奥様狐に求婚する。(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.
行商に出かけた父親は、末娘のマリアの望んだバラが季節はずれで手に入らないことを悔やんでいた。 そんな時、ある城にバラが咲き乱れているのを見て、思わず盗んでしまう。と、そこにおぞましい怪物が現われ、父にバラを摘んだ罪として己の命かマリアを嫁にくれるように迫る。マリアは自分から進んで怪物の妻となり、やがて怪物が優しい心の持ち主であることを知る。(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.
人のいい狩人は森で不思議な老人に出会い、願いのかなうマントと金貨を生む金色の王を手に入れる。ウキウキして帰路につく狩人の前に美しい娘が現われ、彼女の家に招かれる。娘の母は魔女で、翌日、狩人はマントと金の王を盗まれ、更に砂漠に置き去りにされる。やがて狩人は食べるとロバになってしまうキャベツを見つけ、魔女の親子に復讐することにする。(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.
ラプンツェルを食べたがる妻のために夫は魔女の畑に忍び込むが、ラプンツェルを盗んだところを魔女に見つかり、生まれてくる子供を魔女に渡す約束を強いられる。生まれてきた娘を魔女は塔に閉じ込め、ラプンツェルと名づけて大事に育てた。1 6年経ち、美しい娘になったラプンツェルを王子が見そめ結婚の約束をするが、運悪く魔女に見つかってしまう。(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.
深い森の中を行く貴族の一行が盗賊に襲われた。その盗賊達の正体は、人間に化けた魔女と小悪魔達で、兵士達は次々に殺されてしまう。使用人の娘だけが命からがら助かるが、道を探すこともできず途方にくれていると、一匹の真っ白いミミズクと出会う。娘はミミズクと仲良くなるが、ミミズクにはある秘密が隠されていた。(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.