タン・ジアオは人気の恋愛小説家。次回作の取材のために豪華客船に乗り、ダイビングで溺れかけたところをウー・ユーに助けられる。数週間後、目が覚めるとなぜか家中のものが乾燥しており、車も砂埃をかぶっている。親友でSF小説家のジョウ・シアオユーに会った帰りに車の調子が悪くなったため、修理を頼もうと立ち寄った店でウー・ユーと再会する。しかし整備士となったウー・ユーは、タン・ジアオのことを全く知らない様子だった。
謎の人物から呼び出されたタン・ジアオは、ジョウ・シアオユーと待ち合わせをする。彼女が追突事故を起こし、1人で公園で待つことに。そこに黒い鳥を追っていたウー・ユーが現れ、2人は子供を誘拐する男を目撃する。
タン・ジアオは大離で相次ぐ児童の失踪事件の現場に黒い鳥がいたと聞き、弟・シアオハオも狙われているのではと直感する。幸いその時は無事だったが、シアオハオはタン・ジアオが目を覚ました翌朝に姿を消し...。
児童誘拐事件を通報したタン・ジアオの身を案じたウー・ユーは、捜査には関わるなと突き放す。翌日、シェン・シーイエンに呼び出されたタン・ジアオは再びウー・ユーと鉢合わせに。タン・ジアオはその場を去る。
黒い鳥から守るため、しばらくタン・ジアオの家に泊まるというウー・ユー。驚いたタン・ジアオは慌てて部屋を片付ける。読書を勧めたりメビウスの帯について話したりするうちに、2人の距離は縮まり...。
ウー・ユーとタン・ジアオはジュー・ジールイとイエン・ユエンを訪ね、2人がダイヤモンドスター号で出会ったことを知る。しかし、船上での出来事は何も思い出せないと言う。後日、タン・ジアオは整備会社を訪ねる。