未来世紀SHIBUYA
2036年シブヤ。スラム化した裏シブヤをホームグラウンドに活動する、WeTuber〈正義マン〉のミツルマンことミツル (金子大地) と、カケルマンことカケル (醍醐虎汰朗)、カメラマンの田中 (篠原悠伸) の3人は動画配信ユニットだ。孤児として育ったミツルとカケルは、家族も学歴も金もない底辺の生活を送っていたが、人気WeTuberとなってテラガネ (大金) を手に入れるという、人生の大逆転を夢見ていた。ある日、寂れたシブヤの一角で女性のマネキンを抱えた通称“マネキンおじさん (宇野祥平)”に遭遇。謎の言葉を叫ぶ挙動不審なマネキンおじさんとの絡みがキッカケで、正義マンのチャンネルは瞬く間に人気に。これを機に視聴者から様々な依頼が届くようになる。だが、彼らは次第に不可解な事件に巻き込まれていくことに―。