アルバイト先の後輩の話。その彼は部屋が荒らされることがあったという。ひとまず、先輩に泊まりにきてもらうことにした(「狐憑き」)。ある女性写真に密着して一緒に歩いていると、だんだんと波の音が聞こえてきた(「波打つ海岸」)ほか。