特捜最前線 スペシャル

ラジコン爆弾による連続爆破、元検事、別所大蔵(渥美)の息子・聡司の誘拐事件が同時発生。それは”1010”という数字で奇妙な結びつきを持っており、二つの事件に関連性を見出した特命課は、それぞれの事件を追っていた所轄より新たに犬養と時田を特命課に任命、捜査を受け継いだ。法医学教授、冷泉綾子(白川)の協力を得た特命課は、爆破事件の残骸にあった計量スプーンから爆発物がニトロと特定、“1010”が、10月10日に爆破の本番を予告する犯人からの挑戦であると推理した。やがて21年前の東京オリンピック開催日、10月10日に発生した新宿デザイナー殺人事件が事件に絡んでいること、検事だった別所が被害者の婚約者、宮城陽介(小山)を犯人と断定した事実が判明。別所の後妻の戸根子(浅茅)、捜査に協力していた科学研究員、麻耶子(大場)が宮城の娘であり、亡き父の無実を証明すべく二つの事件を企てた真実が明るみに。(C)東映