日本統一アナザーストーリーに田村悠人が登場！ 自ら手を汚してきた荒くれもののヤクザ・田村の因縁が引き合わせた、実の父親を亡くした孤独な少女との数奇な運命。組織の鉄の掟を無視し、氷室の命令をも聞き入れず、己の信念を曲げずに、幼き命を守るため必死に駆けずり回る。情けのため、一人の少女のために、許されざる侠が、命がけの死闘へと挑んでいく。
エピソード1
第1話
大成虎雄（小手山雅）が丸神会系の藤田（横山涼）に切りつけられる。 虎雄の直系の親である侠和会の田村（山口祥行）は激昂。侠和会の報復を恐れた丸神会系の東野（江藤純平）は、国会議員の角川（加藤啓）に仲介を求め、話し合いの場を設けた。 話が纏まったかに見えたその会合の後、田村がマトにかけられた。 死闘の末、暴漢を捕まえた田村だったが、その刹那、ある少女の恐怖に見開かれた視線に気づくのだった・・・
エピソード2
第2話
氷室（本宮泰風）をもマトにかけられ、田村（山口祥行）は怒りの矛先を丸神会に向ける。 今にも飛び出しそうな田村だったが、侠和会会長の川谷（小沢仁志）に一喝され、謹慎処分を言い渡されてしまう。 原因が丸神会にあると信じられない氷室は、丸神会系の迫田（中野英雄）に電話をかける。 すると、ことの発端である藤田（横山涼）と田村には因縁があることが発覚したのだった・・・
エピソード3
第3話
丸神会系の自分の親にまで刃を向けてしまった藤田（横山涼）が雲隠れした。 丸神会系の迫田（中野英雄）は、藤田にケジメを取らせるため、神戸まで迫田組の林（波岡一喜）を送り出す。 侠和会の縄張りである神戸で藤田を探すため、林は、侠和会の氷室（本宮泰風）のもとに仁義を切りにいく。 林の願いを聞き入れた氷室により、侠和会は今後藤田の事に関わらないよう伝達を回された。 だが、田村（山口祥行）は、携帯を切り、誰からの連絡も受け付けずに一人で勝手に行動していた・・・
エピソード4
第4話
義理の父親に虐待を受けている少女ゆい（やくわなつみ）と絆を深めていく田村（山口祥行）。 孤独なゆいの生活を暖かく見守っていた田村だったが、そこにゆいの叔父である、藤田（横山涼）が現れる。 事情を知らない田村は、藤田を探しにきた迫田組の林（波岡一喜）とぶつかってしまう。 田村は、藤田の事には関わるなという氷室（本宮泰風）の命令を聞き入れられず、自分のやりたいようにやらせてくれと逆らう。 氷室に噛みつく田村には怒りとともに悔恨いり交ぜた表情が浮かんでいた。
エピソード5
第5話
ゆいの母親・明美（松岡李那）との因縁を知った田村（山口祥行）。 一方、藤田（横山涼）が再度行方をくらませたため、 林（波岡一喜）は藤田の居所の手がかりを得るべく、政治結社の石原（ベンガル）のもとに赴く。 ゆいの義理の父親である船橋（西本竜樹）が政治結社で活動しているためだ。船橋は粗暴な男で、無理にでもゆいから居所を聞き出すと息まく。 その中で、単身、田村はゆいの母親・明美に会いに行く。 田村に気付いた明美は、焼き付くような憎悪の眼差しを向けるのだった。
エピソード6
第6話
林（波岡一喜）に藤田（横山涼）を連れてくると約束をした田村（山口祥行）だったが、藤田の居所を知るゆい（やくわなつみ）に会いに行く途中で、政治結社の夏木（吉田メタル）に襲われてしまう。 そして、争っている間に、ゆいを政治結社の船橋（西本竜樹）に攫われてしまう。 おもわぬ方向に事が進み始め、一触即発となる林と田村だったが・・・
