睡眠をカガクする：より良い眠りを得る方法

いびきの問題を抱えるイヴォンは、センサーによる検査結果から首回りの重みが気道を圧迫していびきをかいていることが判明。食事制限と運動、そしてアルコール摂取量の制限を勧められた彼女は、いびきを治すために努力する。一方で眠りの深い4人の協力者の睡眠時間を奪い、睡眠不足が体と心に及ぼす影響を実験。脳の機能や運転への影響、また睡眠不足が食べ物の選択に及ぼす影響を検証し、専門家たちが対策を示す。さらに夜驚症に苦しむクレイグは、その原因が周期性四肢運動障害と呼ばれる症状だと分かり、薬物療法と十分な睡眠を勧められ実行する。

腕や脚に不快感を感じ、十分な睡眠をとれないカーラ。検査の結果、その原因は下肢静止不能症候群という神経疾患だと判明。不妊治療中の彼女は薬を服用せず、まずはリラクゼーション法で症状の改善を目指す。また20年来の不眠症に苦しむピーターは、睡眠を制限し眠りに抵抗するという変わった治療法に挑戦。疲れている状態での眠気との格闘に苦戦するが、睡眠の質に劇的な効果が表れる。一方、前回から行われている断眠実験では、睡眠不足のリスクテイクへの影響や、痛みの閾値への影響を検証し、極限の睡眠不足が脳の機能に及ぼす影響を調べる。