韓国で初めての西洋医学と漢方医学の協診を掲げるソハン病院が開院式を迎えた日、2人の医者が注目を集めることになる。1人は交通事故の怪我人を劇的に救い出した脳神経外科医のキム・ドゥヒョン。もう1人は漢方医でありながら気管挿管を施し、幼児の命を救ったキム・スンヒョン。ただドゥヒョンをはじめとした西洋医は、根拠の不足した漢方自体が目障りで仕方がなく、西洋医と漢方医の争いの幕が切って落とされるのだった。
ドゥヒョンから脳の手術を受けた大学の音楽講師は、術後の後遺症から指の自由が利かなくなりヒステリーを起こしたあげく鍼治療を求める。それに対してスンヒョンは担当医師からの要請が必須だと言って一度は断るのだが、患者の母親からの執拗な要請に負けて治療を施すことになる。一方のドゥヒョンは、自分の医学的な所見を無視して勝手に漢方治療が進められた事実を知った結果、激怒してスンヒョンの元を訪ねてくるのだった。
大きな荷物とビオラを持って帰国したウィジンは、その足でソハン病院のスンヒョンを訪ねるのだが間違えてドゥヒョンの研究室に隠れてしまい一騒動を起こしてしまう。そんな中、腫瘍が脳を圧迫しているため発作を起こした患者が担ぎこまれるのだが、人格障がいと、その発する言葉に医者たちはゾッとすることになる。一方、スンヒョンの勝手な漢方治療に対してドゥヒョンは再び激怒し、両者は一触即発の危機を迎えることになる。
脳出血で倒れた妊婦を手術したドゥヒョンは、その体に打撲傷を見つけて家族を疑うのだった。一方、ドゥヒョンとスンヒョンの衝突後、冷戦状態だった西洋医と漢方医だったが、スンヒョンが後輩に対して無意識に放った一言が漏れて対立の火に油を注ぐことになる。すると病院の上層部は、最終的にスンヒョンに対して責任の発端があるとして追及をしてきたため、スンヒョンは発言の事実と責任を認め辞職の意を示すことになるのだった。
西洋医と漢方医の対立が深まる中、ヤン院長は協診プロジェクトチームを結成し、完全なる協診システムを導入することを提案する。そのメンバーには、ドゥヒョンやスンヒョンも含まれており、半年で成果を出さねばならない状況でありながら西洋医と漢方医の溝は深まる一方であった。そして人が集まらず会議が開催されない中、ついにヤン院長は脳神経外科の世界的権威であるキム・ハユン医師をセンター長に迎える対策を発表する。
ドゥヒョンの手術を受けたものの、治療の途中で運悪く死亡した患者の葬儀会場で、患者の家族に逆恨みさをれ暴力を振るわれたヘイン。あげくの果てに自分の患者が無断外出して病院内が大騒ぎになってしまう。その患者を捜し回っている途中で足をくじいてしまったヘインは、ドゥヒョンから辞めろと言われたことを思い出して、泣きながら病院の屋上に上がり自ら鍼治療をしようとしていたところ、偶然にもスンヒョンが現れるのだった。