精神分析医 氷室京介の事件簿-超高層ビル密室殺人の謎-

心療内科「氷室想介クリニック」の氷室想介(小泉孝太郎)は、イケメンかつ頭の切れる優秀な精神分析医。どこかとぼけていて憎めない側面もあるのだが、ひと癖ある人柄のせいか、クリニックの予約はいつもスカスカ...。 そんな氷室にいつも事件の捜査協力を依頼しているのは、警視庁捜査一課警部補の田丸有希(美村里江)。ふたりは中学高校の同級生。精神分析を駆使して関係者の心理を読み解く氷室の能力を有希は信頼している。 ある日、超高層ビルのワンフロアにオフィスを構えるアパレル会社「パノン」で殺人事件が発生。創業者である社長の秋元貢太郎(井上肇)が社長室内で死亡しているのが発見された。死因は青酸カリによる中毒死。社長室は内側から鍵がかけられていた。有希と後輩刑事の君島太一(松本岳)は、氷室に捜査協力を依頼。有希・君島と氷室は関係者への聞き込みを開始する。