エピソード1
話 絶叫のカルマ
話: 東京・国分寺のアパートで女性の遺体が発見される。遺体は複数の飼い猫に食われ原形をとどめておらず、刑事の奥貫綾乃は“孤独死”と推測する。しかし、綾乃は猫のしつけに違和感を覚え、上司の楠木に相談する。楠木はNPO法人「カインドヘルプ」代表・神代武惨殺事件の捜査に奔走しており、事件の可能性を否定する。 鈴木陽子(尾野真千子)は平凡な家庭に生まれるが、母は弟ばかりを溺愛し、陽子には愛情を与えなかった。陽子が中学生の時に弟が交通事故で亡くなり、27歳の時に父親が借金を作って蒸発。母は陽子を残して兄のもとへ身を寄せる。 陽子は上京しテレオペをしながら一人暮らしを始めるが、手取り15万の給料では生活が厳しかった。転職を考えていた時、栗原に声を掛けられ、保険のセールスの仕事に就く。陽子は月2件契約というノルマをこなせず、支部長の芳賀に「知り合いに声をかけてでも契約を取れ」と言われる。陽子が初契約を取ると、芳賀は甘い言葉で陽子を誘惑する。芳賀はそうやって何人もの部下と関係を持ち、営業を煽っていた。 綾乃は、孤独死した女性・鈴木陽子が保険会社で働いていたことを突き止め、栗原に会いに行く。栗原は芳賀と関係を持っていた部下の一人だったが、成績が落ちると冷たくされ、居づらくなって辞めたという。陽子の戸籍を調べた綾乃は、陽子が2度結婚し、2度とも夫と死別していることを知る。 陽子は3度結婚して3度死別し、神代の愛人でもあった。 神代は“囲い屋”という貧困ビジネスを行っていた。