迫力ある大雪氷像や数々の雪の芸術で彩られる“さっぽろ雪まつり”が開催される路面電車が走る日本最北端の街・札幌や、5月には各地で山車と山車が激しくぶつかりあう“曳山祭”が行われる路面電車大国・富山など、日本各地の様子を楽しめる。
エピソード1
札幌
路面電車が走る日本最北端の街。ススキノの歓楽街や大通りを一両の電車がゆっくりと走る。毎年開催される「さっぽろ雪まつり」には200万人以上の観光客が訪れ、迫力ある大雪氷像や数々の雪の芸術を楽しむ。
エピソード2
京都
古都・京都にいまも残る路面電車は、風光明媚な観光地である嵐山と繁華街に近い四条大宮を結び、市民からは親しみを込めて嵐電(らんでん)と呼ばれている。毎年7月には、京都に夏を告げる祇園祭りが開催される。
エピソード3
松山
愛媛の名産、みかん色に塗装された路面電車が、山頂にどっしり構える松山城を軸に、松山市内をぐるりと走っている。道後温泉では、毎年3月に道後の春を告げるお祭り「道後温泉まつり」が開催される。
エピソード4
高知
高知を走る路面電車は、軌道線のみの路線距離では、日本最長。高知の名所「はりまやばし」を中心に四方に路線を伸ばしている。毎年8月には、「よさこい祭り」が4日間にわたり開催される。
エピソード5
長崎
長崎では古参の車両と最先端の車両(その差100年)が同じレールを走る。一世紀の違いが一つの路線で体験出来る歴史的にも貴重な路線。中国の旧正月を祝う「長崎ランタンフェスティバル」の幻想的な光景は圧巻。