1945年2月から1か月間、フィリピンの首都マニラで繰り広げられたマニラ市街戦。米軍の無差別砲撃の中、急場しのぎに結成された日本軍の「マニラ海軍防衛隊」は、ビルの地下室での持久戦を強いられました。民間人も戦闘の巻き添えになりました。わずかに生存する元兵士たちは、ようやく重い口を開き始めました。元兵士たちの証言を徹底して聞き取り、彼らの日記なども交えて戦いの実像に迫る貴重な記録です。[HIST](C)NHK