茨城県から東京都へ引っ越してきた桜間家。父・長治と母・和子は、「ビューティーサロン・さくらま」の開店準備に追われていた。開店準備が終わると、長女のカオルと弟の長太郎も上京してきた。カオルは東京への憧れが強くわくわくしていたが、長太郎は憂鬱だった。そして転校初日、長太郎は早速いじめの標的にされてしまう。しかし、長太郎はちょっとやそっとのいじめには屈しなかった。なぜなら、彼は「あばれはっちゃく」なのだからだ。(C)国際放映

父母会の日が迫っていた。長太郎は、父の長治よりも母の和子に来てほしかったが、店の営業の関係で和子は行けないという。そこで長太郎は、店の宣伝のためにチラシ配りをすることに。チラシ配りをする長太郎の姿に、和子は「父母会には必ず行く」と長太郎に約束する。しかし当日になると、やっぱり長治が行くと言い出す。どうしても長治に来てほしくない長太郎は、店にいたずら電話をして、長治を来られないようにした。この作戦は成功し、和子が父母会にやってきたが、長太郎の気持ちを知った長治はショックを受けてしまう。(C)国際放映

昨年教師になったばかりの音楽担当・江上先生の授業は、とても真面目で、長太郎たちにとっては厳しいものだった。そこで長太郎は授業妨害をしたところ、江上先生は辞めると言い出してしまう。長太郎は先生を思いとどまらせるため、奇想天外なアイデアを実行に移す。果たしてそれは、吉と出るか凶と出るか・・・。(C)国際放映

早くも四年生の三学期が終わろうとしていた。長太郎の成績は、体育だけが５で、それ以外はオール１だった。そんな長太郎をよそに、それほど成績が悪くないワタルが落ち込んでいた。なぜなら、今回の成績では欲しかったコンピューターゲームを買ってもらえなかったからだった。そこで長太郎は、自分とワタルの成績表に、秀彦の成績表のコピーを貼りつけてしまう。すると、長太郎の両親もワタルの両親もコピーには気づかず大喜びする。しかし、そんなにうまくもいくはずもなく・・・。(C)国際放映

開店したばかりなのに、なかなかお店にお客さんが来ないので、和子は先行きが不安だった。そこで、長治やカオル、長太郎たちが店の宣伝を手伝うことになった。ところが、長太郎は店の宣伝そっちのけで、あかねの気を引くために、「家をミニ動物園にする」と約束してしまう。動物園の動物たちを借りたいと懇願する長太郎だが、長治はもちろん「無理だ」と却下する。すると、長治が出張でいない内に、若い飼育員を騙してまんまと動物たちを借りてくる。しかし、店が定休日で休みのはずなのに、和子が特別無料サービス企画をして店にやってきてしまう。このままではお客さんが驚いてしまうと、和子はあわてて動物たちを庭へ追い出すが、それを知った長太郎は怒りを爆発させる。(C)国際放映

新学期になると、カオルは学級委員になった。そのことで、長治にからかわれた長太郎は、早速まだ決まっていなかった生活委員に立候補する。翌日から自分にはどう考えても似合わない生活委員として仕事に精を出していた。とはいえ、不向きなものは不向きで、言葉遣いの悪さでルリ子を泣かしてしまったり、他の生徒に暴力をふるったりと、ボロを出していた。そんな長太郎の振る舞いに親たちからの苦情を受けて、山西先生は困っていた。そこで先生を救うため、長太郎は登校拒否を続けている英樹を説得し、登校させようと考える。(C)国際放映