運命は時空を超えて～I Belonged to Your World～

2051年、24歳のチー・シュオは早逝した母 チー・ユエの不幸な運命を変えようと、恩師ルー・シアオが研究中のタイムマシンで2021年にタイムスリップする。2021年、高校3年生で万年成績ビリのチー・ユエは、同級生で万年成績トップの優等生・ルー・シアオと反発し合う一方、イケメンのシュー・ジャオヤンに恋心を抱く。そんなある日、チー・ユエは目の前に自分の息子だと主張するチー・シュオが現れ混乱する。

爆発騒ぎで病院に来たチー･ユエとルー･シアオ。心配して駆けつけたチー･シュオはチー･ユエの親友ドン･シューリンと出くわし、未来の姿とのギャップに戸惑う。2人の距離を縮めるためチー･シュオが作成した“アタック計画”に基づき、チー･ユエは不本意ながらも行動を開始する。最初はかみ合わなかった2人だが、チー･ユエが勉強を教えてもらうようになってからは次第にルー･シアオの態度にも変化が現れ始める。

中間テストで見事ビリを脱し、学年156位となったチー･ユエだが、学年3位のヤン･ズーユンと最終問題の解答が同じだったことから教頭先生にカンニングを疑われてしまう。犯人は自分だと決めつけられたことでショックを受けたチー･ユエは、ルー･シアオに当たってしまうが、ルー･シアオはヤン･ズーユンを問い詰め、真犯人を明らかにする。雪辱を晴らしてくれたお礼をするため、チー･ユエはルー･シアオを食事に誘う。

大学生活初日、チー･ユエはチー･シュオに「勉学に励む、ルー･シアオにアタックする、先輩と縁を切る」という3つの誓約を結ばされる。チー･シュオの計らいでルー･シアオの自転車に乗り一緒に登校したチー･ユエだったが、大学に着いた途端ルー･シアオはつれない態度に戻る。チー･ユエは先輩シュー･ジャオヤンから仮面舞踏会に招待され、チー･シュオに気付かれぬようプレゼントも用意して会場に向かう。