雲南から雮塵玉を持ち帰ったバーイーたちだが、呪いの解き方がわからない。バーイーはチベットに謎を解く鍵があると考え、崑崙山へ旅立つ準備を進める。そんな時、謎の香港商人・ミンがバーイーたちの前に現れ...。
崑崙山へ向かうことになったバーイーは、古詩に出てくる魔国について知るため、カイシュエンたちとは別に1人で“天授の詩人”である友人・コーを訪ねていた。一方、待ち合わせの場所に現れたのはミンだけでなく...。
輪回廟までたどりついたバーイーたち一行は、輪回宗の6人の教主の墓の位置を示す手掛かりを得る。バーイーは教主たちの墓と九層妖楼は同じ場所にあると考え、“龍頂”である崑崙山のカラミアを次の目的地に定める。
洞窟で遭遇した謎の怪物と戦うバーイーとカイシュエンは、シャーリーとコーたちの援護で何とか危機を脱する。秘書のドンが死んだことで、ミンと仲間割れしかけるが、それも乗り越える。だが、コーが吐血し...。
カイシュエンたちと合流する道中で、シャーリーは「この旅が終わったら私の国へこない?」と、バーイーを誘う。とっさのことで、バーイーは思わず断ってしまい、シャーリーとの仲がぎくしゃくしてしまう。
チューイーの協力を得たバーイーたちは、カラミアへ向けて進んでいた。その途中、獣たちが己の命をささげて山神の怒りを静める場所と伝えられる偃獣台へやってくる。バーイーたちは、その谷底で夜を明かすことに...。