"魚の目に水見えず人の目に空見えず"そこにあるがゆえに、目の前のものは見えない。優等生の殻をかぶり自分の本心を出せない怜奈。先生と逢瀬を重ねる自由奔放な海。振り向かない幼馴染にシャッターを向け続ける楽人。密やかに愛する人の幸せを願う理。焦げつく恋の視線をぶつけるあかり。それぞれが心に弱さを抱えながら、自分らしさを問う。第10回(2021年) 関西学生映画祭 観客賞(グランプリ) 受賞作品第15回田辺弁慶映画祭 キネマイスター賞第24回京都国際学生映画祭 行定勲賞