時は唐朝元宝12年。皇太子妃の兄韋堅は、楊国忠の陰謀により謀反の罪を着せられる。皇太子李亨は己の保身のため皇太子妃を離縁。その息子李俶は母と伯父の無実を証明するため、伯父から伝えられた2人の人物を調べる決心をする。一方、呉興太守沈易直の娘沈珍珠は、東宮で開催される宮女の候補者となり長安へ向かうことに。10年前に命を救ってくれた恩人を捜し出したい珍珠は、道中である行動に出る。2人の運命の歯車が回り出し・・・。