１９９３年の“政権交代”はなぜ１０か月で終わったのか。そこには戦後政治を巡る激しい権力の攻防がありました。第１回は１９９３～１９９５年。自民党を離党した小沢一郎が仕掛けて“政権交代”を実現したものの、短命に終わったガラス細工の細川政権、自民党の執念の政権奪還…。新しい政治への道のりの始点となった１０か月の政権交代劇の舞台裏に迫ります。この番組は２００９年１１月１日に放送したものです。[NARR](C)NHK
９０年代末、グローバル化や金融危機が押し寄せる中で過半数の安定政権は生まれず、漂流した日本政治。第２回は１９９６～２０００年、自民党と小沢一郎の“数”をめぐる攻防を描きます。自民党で先陣に立ったのは経世会の新たな実力者・野中広務でした。混迷する政局の果て、自民党では「５人組の密室劇」と「加藤の乱」が起こります。初めて明かされるその内実とは？この番組は２００９年１１月２日に放送したものです。[NARR](C)NHK
９０年代の閉そく感を打ち破って登場した自民党の異端児・小泉純一郎。一方、３０人足らずの自由党を率いる小沢一郎は、小泉改革のゆがみをにらみ、民主党との合併という３度目の大勝負に出ます。そこには政権交代を目指す小沢のしたたかな戦略がありました。民意とは？政権交代とは？最終回は２００１～２００９年。小泉と小沢、希代の政治家二人の深層に迫ります。この番組は２００９年１１月３日に放送したものです。[NARR](C)NHK
政権交代可能な２大政党制を目指した政治改革から２０年。日本政治は今“自民一強”といわれる政治体制となっている。総理のバトンを引き継いだのは、くしくも１９９３年の衆院選に初当選した安倍氏と野田氏。民主党を分裂に導いた消費増税と解散時期をめぐる３党合意と安倍氏の復活から“自民一強”に至る戦略と攻防に迫る。“自民一強”の先に何があるのか？ 安倍氏・野田氏や与野党のキーマンの証言から読み解く。[NARR](C)NHK
