国家機密に関する研究をしていた5人の科学者が殺害された。いずれの現場でも目撃されていた容疑者ボルトがエイミー警部に逮捕された翌朝、6人目の犠牲者が出る。ボルトが脱獄を謀っていたことから、警察はボルトを犯人と断定。その現場で捜査していたエイミーからの通信は「ナオミ!」の言葉を残して切れてしまい…。 [SF/ファンタジー][アクション/バトル]
殺害された科学者はいずれもバイオテクノロジーの権威で、身よりのない子供を使って人体生命工学の研究をしていたことが発覚。多くの子供が実験で殺された中、未完成の被験者ナオミが生き残っていることを知った警察はナオミを犯人と断定し、射殺する。だが、事件は終わらなかった。7人目の科学者が襲われたのだ…。
船に乗り遅れ港に佇むボルト。そこへある町の町長が現れた。町長はボルトを冒険屋と知っており、札束を差し出すと「これで娘を護ってくだされ」と頼み込む。塔の中にいる娘フランソワを護衛することになったボルト。満月の日の正午から1時間だけ不老不死の薬となるフランソワの血をめぐり、すさまじい銃撃戦が始まる…。
アンブロシア皇国の聖なる場所“王家の谷”に魔物シジフォスが現れた。正義感の強い少女バネッサは父親テットの反対を押し切って魔物退治の義勇軍に参加、縁あってボルトも同行することに…。ところがアンプロシアの悲劇はさらに続く。勇者が手にすると聖剣へと変化する皇国の宝刀が何者かに盗まれたのだ…。
“王家の谷”に現れた魔物シジフォスを退治すべく、バネッサが参加した義勇軍が出発。娘が気がかりなテットも“王家の谷”に向かう。一方、ボルトは皇国法皇庁の捜査官ルネに宝刀強奪犯の疑いをかけられながら遅れて合流。ついにシジフォスとの死闘が始まるが、臆さぬボルトの腕から出現したものは…。
シジフォスを退治した腕を買われ、ボルトは王宮の用心棒におさまった。ボルトにほのかな思いを寄せるバネッサやテットも連日“王家の谷”復旧の手伝いに出かけていた、盗まれた宝刀は相変わらず行方知れず、加えて病床の国王は容態が悪化。そんな折、テットの店がめちゃめちゃに壊されるという事件が起きて…。