I MAY DESTROY YOU / アイ・メイ・デストロイ・ユー

執筆のためという建前でイタリアを訪れ、遠距離恋愛中の彼氏と過ごしていた新進作家・アラベラ。その後、地元のロンドンへ戻ると、執筆の進み具合を心配した代理人から大量のメールが送られてきていて...。

テリーとランチをした後、昨夜の記憶が曖昧なことが気になり始めたアラベラは、サイモンに電話で探りを入れる。しかし、その後も募る不安に耐えられなくなった彼女は、サイモンのアパートを訪問する。

物語は3カ月前へとさかのぼる。執筆のためイタリアのオスティアに滞在するアラベラは、代理人からもらった経費で驚くほどぜいたくな暮らしを送っていた。そんななか、彼女のもとをテリーが訪れ...・。

あの日から2カ月後、アラベラはロンドンでセラピストに会い、アドバイスされる。一方、アラベラに早く原稿を書き上げてもらいたい代理人たちは、彼らのクライアントであるゼインを助っ人として送り込む。

アラベラは刑事から捜査の進展について報告を受けるが、恋人・ビアジョにレイプ被害の経緯を打ち明けられずにいる。ヘニー・ハウスのスージーと面会した後、アラベラはザインと共に執筆サミットに登壇することに...。

アラベラは、高校時代の同級生・テオがレイプや性的暴行の被害者を支援するグループを運営していると知り、そのグループの集会に参加することに。しかし、テオに不信感を抱くテリーは反対の意思を示す。