売れないロック歌手・河野勇作が友人に頼まれ、代理教師として高校に赴任。こんなワケあり教師が、様々な悩みを抱えた生徒たちと音楽を通じて心を通わせながら、軽音楽部のクラブコンテスト「スニーカーエイジ」出場を目指す青春物語!
エピソード1
Y・O・U やまびこ音楽同好会
売れないロック歌手・河野勇作 (桐谷健太) は、友人の今野優作 (鈴木亮平) から自分の代わりに、京都の田舎町で高校の代理教師になって欲しいと頼まれる。勇作は借金の取り立てから逃げられると考え、名前を“今野優作”と偽り、赴任先の天橋立高校に向かう。3年1組の担任として教師生活を始めた優作の気がかりは、覇気のない校内の雰囲気だった。無難に生きることだけを考え、退屈そうにただ日々を過ごす生徒たちに危機感を募らせた優作は、全国の中学・高校の軽音楽部が参加するクラブコンテストに出場させようと決意し、バンドのメンバー集めに奔走する。