何者かの銃弾を受けて倒れたクーパー。意識が朦朧とする彼の前に現れた蝶ネクタイをした巨人が、ローラ殺人事件の重要なヒントを与える。トルーマンらに発見され、病院に運ばれたクーパーはなんとか意識を取り戻すが、同じ日の夜に連続して起こった事件の報告を聞くといてもたってもいられず、捜査を再開する。ローラが殺された夜の状況が次第に明らかになり、鍵を握る第三の男の存在が浮かび上がるが…。
ホーン兄弟は、兄のベンジャミンがカナダで経営するカジノ兼売春宿“片目のジャック”へ向かう。一方、クーパーは、保安官事務所のメンバーに独自の演繹法的捜査術を説き、事件の手がかりを得ようと試みていた。そんな中、娘・ローラを亡くした父・リーランドは、そのショックからかおかしな行動を取り始める。そしてその晩、クーパーは奇妙な夢を見て……。
レオとジャックの容疑は晴れたが、クーパーを撃った犯人につながる手がかりが見つけられないでいた。一方、アルバートはクーパーに、クーパーの元相棒で精神病院に入院していたウィンダム・アールが脱走、失踪したことを告げる。クーパーは病院でロネットに“キラー・ボブ”の似顔絵を見せて反応をみようとするが、ロネットはひどく興奮し……。そんな中、ベン・ホーンから、オードリーが行方不明だと連絡が入る。
“片目のジャック”のカジノで、クーパーはレオのボスに成りすまして、ルノーから山小屋で行われる“パーティ”の話を聞きだすことに成功。罠にかかったルノーは、ローラ殺害容疑で逮捕される。その頃、ドナとジェームズは、ジャコビーのオフィスでローラのカセットテープを探していた。一方、公園で金髪のかつらをかぶったマデリーンを見かけたジャコビーは、彼女をローラだと思い込んで近づこうとするが……。
ルノーの山小屋で見つかったポーカーチップが、ローラの胃の中にあったものと同じだったことが判明する。クーパーはエドとともに“片目のジャック”に乗り込み、ブラッキーを相手にブラックジャックに挑戦することに。一方、ホーンズ・デパートの香水売り場で働き始めたオードリーは、作戦通り“片目のジャック”の面接を受けることになる。そんな中、ローラの秘密のテープを聞いたドナらは、別のテープも探し出そうとして……。