14歳の時に失踪した大富豪の御曹子パトリック・ウォルコットが、父親の健康問題を知って、15年振りに実家へ戻ってきた。大学時代にパトリックの家庭教師だったエリザベスは、ピカソ嫌いだった彼が、父親がピカソの絵を買うことに同意したことから、偽物ではないかと疑いを持つ。妻の勘を信じたピーターは、ウォルコット邸にニールを執事として潜入させる。ニールは完璧なマナーと気配りで仕事をこなしながら、秘かに捜査も進める。
どこにでもいるごく普通のアメリカ人夫婦、フィリップとエリザベス。実は彼らは一般市民に成りすましたロシア人の工作員だった。アメリカに寝返った元KGB将校の拉致任務を命じられた2人は、引き渡しに失敗。ひとまず拉致した男を自宅に監禁するが、そんな折、近所にFBI捜査官のスタンが越してくる。
飲酒運転の取り締まりをしている時、バージェスは、人望ある大学教授が運転する車のトランクから、ヘロインの詰まったバッグを発見する。教授は、ヘロインが、なぜ自分の車にあるのか皆目見当がつかないと主張する。ボイトは、容疑者の断定を保留し、密輸事件の背後に黒幕がいないか捜査を開始。署内では、ローマンが、実地指導教官になりたい旨をプラットに申し出る。マウスは、非番の時に、医療用マリファナの会社で働くことをハルステッドに持ち掛ける。
重大犯罪課が市から表彰されることになり、グレッグソンはホームズとワトソンも一緒に受賞できるよう働きかける。ある金融アナリストの殺害事件を追う二人は、小惑星研究の世界へと足を踏み入れていく。
国防長官の部屋へ盗聴器を仕掛けるため、国防副次官の妻アンヌリーズに接近。彼女の情報から、部屋に盗聴器が仕掛けられそうな置時計があることがわかる。そしてエリザベスたちはメイドのヴァイオラに目をつけ、息子の命と引き換えに、部屋の時計を盗ませる。