おまもりひまり

ごく普通の少年、天河優人。7年前に両親を亡くし、天涯孤独となっていた彼が誕生日を迎えたある朝。謎の美少女、緋鞠が突然現れた。その日から優人に襲いかかる数々の妖たち！ 優人こそが、「鬼斬り役十二家」の一つ、天河家の末裔。そして緋鞠は、天河家に忠誠を誓った「猫の妖」だったのだ…。

優人のクラスに転校してきた緋鞠との親睦を兼ねて、いいんちょ、泰三らクラスメイトは、海水浴を企画する。優人を連れてショッピングに出かけ、水着を選ばせたり、夏服を買わせたり、振り回す緋鞠。だが、海に着くと意外にも水が苦手な事が判明。そこに水を操る妖、静水久が襲ってきて、緋鞠は危機に陥る。

戦うことこそ得意なものの、普通の女の子らしい行動に苦手意識がある緋鞠。そこで担任の冴先生の助言で、緋鞠は喫茶店でのアルバイトを始める。本物の猫耳メイドさんとして、たちまち人気者になる緋鞠だったが…。

そこで担任の冴先生の助言で、喫茶店でのアルバイトを始める。紅茶が大好きな先輩ウェイトレス、リズリットの助言もあって、本物の猫耳メイドさんとして、たちまち人気者になる緋鞠。だが、そのお店にも、《人ならざる者》の気配が…。

かつて緋鞠と過ごした幼少期の記憶を失っている優人。そんな彼に、何かを思い出してもらおうと、緋鞠たちは優人の故郷 野井原を訪れる。なぜか凛子と静水久もついてきて大騒ぎ。座敷童(ざしきわらし)の伽耶(かや)に迎えられ、今は亡き優人の祖父母の家に落ち着いた優人たちだが、そこに妖たちが襲ってきた!

優人を戦いに巻き込み、傷つけた事で落ち込む緋鞠。一方優人も、自分のために緋鞠が修羅の戦いに身を投じるのを辛く思っていた。自らの中に眠る《鬼斬り役》の力を覚醒させ、緋鞠に頼らずとも戦える様に、静水久と特訓に入る優人。そこにリズや凛子もやってきて、いつしかラッキースケベのハーレム状態に・・・。