つるさんかめさん～ニッポン算額探訪～

北野天満宮の地元に生まれ育った鶴井さん (酒井善史) を案内役に、奉納された算額を紹介する。この神社を愛してやまない鶴井さんは、取材スタッフにさまざまな見どころを紹介しようと境内を連れまわす。やっと目的の算額の場所に着き、豊富な知識を披露するが、描かれた幾何学の問題を解いたことはないという。初めて算額の問題に挑戦する決心をした鶴井さん。果たして正解にたどりつけるのか?

長野に移住して書店を営む大のミステリーマニア、亀川さん (中川晴樹) は、謎めいた史跡や文化財に目がなく、また古めかしい言葉遣いにも愛着を抱く人物。その亀川さんが、信州善光寺の算額まで案内してくれるという。独特のアプローチで展示された算額の魅力を語るが、そこに描かれた問題には興味がない様子。番組ディレクターに強く誘われて、渋々問題に取り掛かるが…。

今回は鹽竈神社に算額を訪ねる旅。到着した神社で撮影しているところに、通り掛かったひとり旅の亀多さん (本多力) は、偶然にも算額好きと判明したため、取材陣は取材への同行を提案。亀多さんは、まず自身の目的を達した後、同行してくれることになった。独自の視点で算額愛を語るが、そこに描かれた和算問題を解いたことはない。しかし、番組ディレクターの誘いに応じて、初めて問題に挑戦する決心を固めた。

算額の案内役を買って出た鶴田 (石田剛太) と土佐亀 (土佐和成) のお笑いコンビ･ぴたごら～す。自分たちをテレビに売り込むことに余念がない鶴田と、そんな鶴田の姿をさめた目で見る土佐亀。2人の間に不穏な空気が流れる中で対面したユニークな算額。その問題を発端としたコンビ間の熾烈な意地の張り合いが始まる。果たして2人は問題を解くことができるのか…。そして仲直りできるのか…。

万葉集にも詠まれた歴史ある引馬神社に算額がある、と情報を寄せた鶴賀さん (永野宗典)、亀野さん (角田貴志) と、取材スタッフが待ち合わせ、ともに訪ねることになった。学生時代のエピソードを語りながら、境内をめぐる2人。いよいよ本堂に掲げられた算額と対面するはずが、以前の場所からなくなっていた。どこを捜してもそれらしきものが見当たらず、万事休すと思われたが、そこで意外な事実が判明した。

東京スカイツリーで待ち合わせた算額とカメラに興味をもつ鶴亀さん (諏訪雅)。意気投合した取材スタッフは、鶴亀さんの金王八幡宮での算額初撮影に同行することになった。渋谷駅のほど近い場所にある閑静な神社にある由緒ある品が数々収められた宝物殿。そこで美しい形状の算額に出会った鶴亀さんとディレクターは、早速描かれた和算問題に取り組むが…。