自然界のシングルマザー&ファーザーの驚くべき子育ての方法を紹介する。毒性のある唾液で赤ん坊を覆うスローロリスの母親、オスでありながら体内で卵を守り育てるタツノオトシゴ、卵を孵化させるために自らを犠牲にするオオミズダコまで、動物たちの次世代を育て、守り抜くための驚くべき方法とは。
子どもを作るにはパートナーが必要だが、子育ては必ずしもそうではない。なぜ自然界のカップルはつがいになり子育てをするのか? たった5分でも卵を放置しておくことは許されないアデリー・ペンギンの夫婦、チーターの母親はオスたちを味方につけるために複数と交尾をし、フラミンゴの夫婦はどちらも子どもにミルクを与えることができる。彼らが子どもたちを守りぬくために知恵を働かせ奮闘する姿は必見。
集団で子育てをする動物たちもいる。彼らの驚くべきストーリーから、群れで協力して子育てをすることの利点を明らかにする。赤ん坊を取り戻すため人質解放交渉をするゾウ、同じ日に一斉に出産するシママングース、縄張りに侵入したオスライオンを追い出すためチームワークを発揮するメスライオンたち。次世代を守るために彼らが見せるその決意と行動力には到底かなわない。
ヒュー・デニス
ナレーター
Christina Nutter
プロデューサー
Jo Shinner