四海グループの社長、ジャン・ミンは遺産相続のためフランスへやって来るが、かつて慣れ親しんだはずの邸宅に着く前に、車でルオ・シーをひきそうになる。ジャン・ミンはルオ・シーが持っていた大事な作品を取り上げ、車を届けに来たら返すと言って去ってしまう。ところが弁護士が言う、もう1人の相続人がルオ・シーだと分かり、何とか遺産放棄をさせようとする。
ルオ・シーの元に親友のタオ・ルンがやって来るが、ジャン・ミンは、タオ・ルンを泊める部屋はないと言う。そして街のカフェでは、ルオ・シーとタオ・ルンが食事をしているところに邪魔をしに入り、タオ・ルンのいたずらに巻き込まれる。一方、秘書のシアオ・ジョンナンはジャン・ミンに、記者からドバイでの事業中止とリストラについて聞かれたと告げる。
1年間はワイナリーを売らないというルオ・シーとの約束を聞きつけ、四海グループの社員たちがやって来る。社員が強引に“小聡聡”を切ろうとするが、ジャン・ミンはそれを阻止しケガをする。一方、タオ・ルンは、うお座流星群を一緒に見ようとルオ・シーを誘う。2人は夜空の下で目を凝らすが流星群は見えず、タオ・ルンはルオ・シーの首に流星群の絵を描く。
ルオ・シーがぶどう園譲渡の協議書にサインしようとしたところに兄から電話があり、突然50万元貸してほしいとジャン・ミンに頼む。ルオ・シーが金儲けを企んでいたと思い込んだジャン・ミンだったが、ルオ・シーの兄はホステルの経営者で、借金取りと揉め、保釈金が必要だったと判明する。その頃、タオ・ルンも南極行きを断り、ルオ・シーと共に帰国する。
四海のホテルに宿泊中の子供が失踪し、ジャン・ミンは捜索を急ぐよう指示をする。一方、別の部屋ではジャン・ミンの婚約者のリウ・ウェンナーがパーティーを催し、そこに着ぐるみ姿で踊るルオ・シーもいた。ルオ・シーと再会したジャン・ミンは、ぶどう園の一件の誤解を謝るが、ルオ・シーが近くにいると体調がいいので、そばにいろと言い、ルオ・シーを怒らせる。
兄が経営するホステルを軌道に乗せ、借金を返そうとルオ・シーが思案しているところに、再度、四海グループからスカウトの連絡がある。会社まで断りに行ったルオ・シーだったが、ジャン・ミンがリウ・ウェンナーと抱き合っているのを見て、黙って帰ってしまう。一方、タオ・ルンは親とは名ばかりの夫婦の所へ行くが、その夜ヤン・リンが、ルオ・シーたちの家に突然現れる。