日没を迎える数分間、空に不思議な色が現れる「マジックアワー」。太陽が空に作りだす色にとりつかれ、37歳の生涯を閉じるまで「自分だけの色」を探し求めた画家ゴッホは、わずか10年の画家人生最期の2年で300枚を超す力作を描き出す。なぜゴッホは故郷から遠く離れた異国の地で孤独を抱えながら色を探し続けなければならなかったのか。自ら命を絶つまで過ごした南仏の地を巡り、ゴッホが見つめた空の光を探す旅。[NARR](C)NHK/テレコムスタッフ