チェ・ジャへは法廷ショー番組「リターン」の司会を務める人気女性弁護士。ある日、かつて捜査した殺人事件を番組内で再検証されたトッコ・ヨン刑事は憤慨し、ジャへに抗議しに行くが言い負かされてしまう。一方、高級住宅地に住むクム・ナラは、近所へ引っ越しして来たヨム・ミジョンと親しくなる。しかし、ミジョンはナラの夫カン・イノの元恋人で、今も関係が続いているという秘密を隠していた。
自宅での夕食会の後、イノはナラに嘘をつきミジョンに会いに行く。2人きりになると、イノは自分の家庭を脅かそうとするミジョンをひどく責め立てる。2人は激しく言い争い、イノはミジョンを無理やり雨が降りしきる車外へと引きずり下ろす。そのおよそ1週間後、山中の道でミジョンの遺体が発見される。そして、ミジョン殺害の容疑者として、たちまち捜査線上にイノの名前が浮かび上がる。
イノの弁護を引き受けたジャヘは、事件の鍵を握るペントハウスについて尋ねる。イノはペントハウスを共同使用している友人3人の存在を明かす。総合病院の跡取りソ・ジュニと財団の息子で大学の教授をしているキム・ハクボム、そしてナモソフト社代表オ・テソクだ。一方で、死後1週間後に発見されたにもかかかわらず腐敗が見られないミジョンの遺体は、殺害後に冷蔵庫に保管されていたと診断される。
ミジョンの遺体をめぐり、テソクとハクボム、ジュニはお互いの犯行を疑い合う。この3人にはいずれもミジョンを恨む理由があった。遺体発見1週間後、ナラはジュニを訪ね、イノたち4人とミジョンの関係を問う。そこでイノとミジョンが元恋人同士で、現在は復縁していたことを知ったナラ。しかし、弁護士資格を持つナラは娘ダルレのためにイノの容疑を晴らそうと、ジャヘの事務所で働き始める。
ハクボムの暴行により大ケガを負ったジュニに対し、テソクは苦渋の決断を下す。ナラとヨン刑事は連絡が取れなくなったジュニの手がかりを求め、テソクの自宅を訪ねる。テソクと通話したナラは、イノの容疑を晴らしてくれるはずだったジュニを捜してほしいと懇願する。一方で捜査を進めるヨン刑事は、イノとジュニ、テソク、ハクボムが仲間で、過去に性暴行事件をもみ消した加害者たちだと気づく。
ヨン刑事はジュニのDNA鑑定を求め葬儀場に乗り込むが、追い返されてしまう。ジュニが交通事故に遭ったとされる現場を訪れたジャヘは、浮かび上がったいくつかの疑問点をヨン刑事に報告する。そんな中、ヨン刑事は車に乗っているところを何者かに襲撃され、ひどいケガを負う。一方、勾留されているイノはジャヘから、イノの無実を証言するはずだったジュニが死亡したと知らされる。
コ・ヒョンジョン
Choi Ja Hye
パク・チニ
イ・ジヌク
Dok Go Young
シン・ソンロク
Oh Tae Suk
パク・ギウン
Kang In Ho