強大な勢力の狭間にある安芸の一小国・毛利家。当主の毛利弘元は圧力に屈して隠居、長男の幸松丸に家督を譲り、妻と次男の松寿丸を伴って居城の郡山城を後にする。[TAIG](C)NHK
松寿丸は幼くして母を失った淋しさから反発するようになる。父の側室・杉の方を炭小屋に閉じ込めた松寿丸は、罰として納屋に入れられるが、3日間飲まず食わずで抵抗する。[TAIG](C)NHK
亡くなった父に代わり猿掛城主となる松寿丸。兄の幸千代丸は元服し、京都での戦いに参陣を命じられる。残された松寿丸は家臣・井上兼元の企みで軟禁状態に置かれてしまう。[TAIG](C)NHK
弓を射る稽古をしようと、幼友達の平太郎・次郎兄弟の制止にもかかわらず矢倉に忍び込んだ松寿丸。しかし番兵に見つかり平太郎が殺される。[TAIG](C)NHK
城外で軟禁状態にあった松寿丸は、武田元繁の策略によって郡山城に差し向けられていた使者の一行の部屋に忍び込み、彼らの策略を暴いて毛利の危機を救う手柄をたてる。[TAIG](C)NHK
松寿丸は難民があふれてきた毛利の領内を変装して見回りに出かけ、なつという少女と出会う。松寿丸はなつに心を寄せ、身分を隠して親しくなる。[TAIG](C)NHK