青山ミドリ、通称「ドリちゃん」は、石の精「ドンパ」に誘われ、弟・虎男とともに「フェアリー王国」へ。そこにいたのは、ガンバス大王と王妃だった。大王が言うには、ミドリと虎男は、コウノトリが間違えて人間界へ「配達」した、自分たちの子どもであるらしい。もちろんミドリたちには信じられないことだったが――。[70年代](C)石森プロ・東映
ミドリはガンバス大王から、新たにフェアリーベルを授かった。そんなとき、盗癖があると噂されていたユウイチくんが、雷教頭の落としたお金を拾い、ミドリの机の中に隠す。ユウイチくんが口下手な性格だと気づいたミドリは透明になって代わりにお金を返そうと考えたが、ドンパがこれを妨害したため、ミドリが疑われる……。(C)石森プロ・東映
ボクサーを目指しながらラーメン屋で働いていたシンヤお兄さんは、上京する母に試合に出ているところを見せたいと思い、同じジムの黒崎に挑戦。しかし全く歯が立たなかった。「負けたらボクシングをやめる」と宣言していたシンヤにとって、もう残された道はラーメン屋として一人前になるということしかなかったが……。(C)石森プロ・東映
パパが友人・小田の牧場の仔牛を往診するため、青山家は予定していたスキー旅行に行けなくなってしまった。残念がるミドリたち。しかし、仔牛の看病に付き添ったミドリは、そこでパパから獣医になった動機を初めて聞いて驚くのだった。そして、仔牛の容体が悪化した理由が、自分の行動にあったと知ったミドリは――。(C)石森プロ・東映
大介の祖母・白川菊子は、ミドリのパパのことが大好きだった。その行動は次第にエスカレートしていき、青山動物病院にとっては、もはや営業妨害のレベルまで至ってしまう。ミドリはなんとかして菊子を困らせ、パパから遠ざけようとするが、やがて菊子が抱えている寂しさに気づく。菊子は話し相手がほしかっただけなのだ。(C)石森プロ・東映
駄菓子屋を営む「かめ爺」の横暴に、腹を立てていた虎男。だが「かめ爺」の機嫌が悪いのは、息子や孫との関係がうまくいっていないためだった。その事実を知ったミドリは、なんとかして「かめ爺」の役に立ちたいと考え始めるが、怒りのおさまらない虎男が透明魔法で「かめ爺」を懲らしめてしまった。どうする、ミドリ!?(C)石森プロ・東映