僕らのイケメン青果店

親のいないテヤンは祖母と妹のテインと3人で暮らしていた。そんなテヤンの心を癒やすのは、同じ中学に通い、教会の施設で育った少女、ジンシムだった。ジンシムに恋心を抱くテヤンは、ジンシムに“ポケベル”をプレゼントするため、野菜売りを始める。一方、教会で素敵な母親を持つ少女、カオンに出会ったジンシム。2人はひょんなことから親友になり・・・

ジンシムとカオンの交換日記を見てしまったテヤン。カオンが書いた日記を見て不安になったテヤンは、そのページをジンシムに見られないように隠してしまう。そうとは知らず、日記に書いた待ち合わせ場所でジンシムを待っていたカオンは不慮の事故でこの世を去ってしまう。娘のカオンを亡くした母カンソンは、ジンシムにカオンの身代わりになるよう提案し・・・

可楽市場で働き始めたテヤンだったが、気合いとは裏腹に予想以上の重労働でダウン寸前。足手まといだと追い返されそうになったテヤンは、もう一度だけチャンスをくれと願い出る。そんなテヤンに班長はある勝負を言い渡す。一方、カンソンの反対を押し切り、“競り師”の道に進んだカオン。“アレキリ”として掃除ばかりのつらい日々に耐えるが・・・

大雪で損害を受けた農家が市場に乗り込んできた。競り師に責任はないというカオンに対し、助けてやるべきだというテヤン。農家の野菜を保管しようとカオンが管理する卸売業者チョン道士の倉庫を無理に開けたせいで商品がダメになり、責任を取ってクビとなったテヤン。酒でつらさを紛らわそうとしたテヤンは偶然ユボン、ホジェ、チャンソルの3人に出会い・・・

このまま諦めることができないテヤンは道士のもとを訪ね、商品の損失分を商売で償いたいと申し出る。1台のトラックで野菜売りをしたいというテヤンに道士は、指定する農園からある作物を大量に仕入れてくるというミッションを課す。道士の指示でテヤンが向かった先はイチジク農園だった。イチジクのことを全く知らないテヤンに呆れた農場主は・・・

カンソンの異常なまでのヒステリックな行動を見たインボムは、カオンに子供の頃に何かあったのか？と尋ねる。インボムにまた嘘をつかねばならないカオンの心は張り裂けそうになり・・・。一方、道士からトラックを借りたテヤンは、全国の特産物を勉強する旅に出る。最初の目的地は永同の干し柿祭りの会場！そこには、手伝いに来ていたカオンの姿が・・・