アニマル･インポッシブル 謎解き大作戦!

今回のテーマは「ネコは必ず足から着地するのか」。まずは今まで多くのネコの世話をしてきた人物に話を聞くが、着地に失敗したネコを見たことはないと言う。ネコの体の仕組みを解明しようと訪れた研究所で、ネコは立ち直り反射という動きをしていると知る。その動きを実践するため2人はインドアスカイダイビングに挑むが、うまくできない。その後、高層ビルから落ちたにも関わらず奇跡の生還を遂げたネコの存在を知り、飼い主に話を聞く。果たしてネコはいつ、どこであっても足から着地できるのだろうか。そしてその動きは人間にも可能なのだろうか?

今回のテーマは「ワシは人間の子どもを持ち上げられるのか」。ワシが幼い子どもを持ち上げるフェイク動画をきっかけに、これが果たして事実なのかを検証する。まずは体の大きなオオワシについて調べるが、持てる最大量が2キロ程度と知り、作戦変更。アフリカ最強の鳥カンムリワシの鋭い爪と握力について調べることにする。ワシの爪を模した機械で重たい物を持ち上げてみるが、実際に物を持ち上げるには羽ばたく力が必要だと気づく。果たしてワシは自分の体重以上の物を持ち上げられるのか?

「サメは分別のない人食いである」という定説が本当か、ジェンドルとティムが検証する。まずはホホジロザメが頻繁に出没する南アフリカへ。そこでシャーク･ケージを体験し、サメを間近で見る。その後、ロボット型のサメを実物のサメの群れに紛れ込ませ、生態を観察することに。他にも魚の認知能力や水中の臭いについての専門家から話を聞き、サメの本当の姿を解き明かしていく。

今回のテーマは「クマに遭遇したら本当に死んだフリをするべきか」。この定説を否定するジェンドルが提唱する策は、戦うか逃げるかだ。そこで2人はまず「戦う」に焦点を当て、クマがどれほどのパワーを持つのか測定することに。クマが驚くべき怪力を持つと知ったジェンドルは、それに耐え得るであろう装備を開発する。次にクマから逃げられるかを検証すべく、クマの走るスピードを測定。「逃げ切れないなら木に登ればいい」と考えるも、木登り上手な子グマたちを目の当たりにし、諦めるのだった。果たして本当に死んだフリが、クマに遭遇した時の最善の策なのだろうか?

今回のテーマは「クモの糸は鉄より強いのか」。どちらが丈夫なのか調べるべく、2人はまず最強の糸を出すクモ、アメリカジョロウグモを探しにコスタリカへ向かう。熱帯雨林の悪路に苦戦しながらも2人は糸を入手する。細い鉄とクモの糸に同じ重さの重りを吊るして実験したところ、クモの糸の方がはるかに丈夫であることが分かった。しかしこの夢のような素材は大量に採取ができない。そこで2人は中国で蚕の飼育を見学する。蚕から絹が大量生産できることは分かったが、クモの糸には結びつかない。

今回のテーマは「牛は赤い色に怒るのか」。赤い色と関係が深い中国で、なぜ赤が多用されるのか調べるうちに、人間にとって赤は自信を与えて強く見せてくれる色だと知る。では牛にはどう影響するのか。それを知るため、色とりどりのマネキンを置いて反応を見ることに。しかし無反応だったことから、牛の視覚の専門家に話を聞きにいく。最新のVRで牛の視覚を疑似体験し、人間とは全く見え方が違うと知る。