逃亡者 デッドエンド

マンチェスターのロングサイト警察に勤務する部長刑事マーカス･ファロウは、妻アビーと2人の息子の4人家族だが現在別居中。同僚のショーン･デヴリンとは友人としても仲良くしている。ある時、トルコ人犯罪組織のボス、ハッサンの死体が発見され、ファロウらが捜査を担当することに。ファロウは証拠であるフロッピーディスク2枚を入手し、自宅に持ち帰る。そんな中、妻から恋人ができたと言われた彼は逆上し…。

護送車の事故に乗じて脱走したマーカスは、警察の追っ手から変装をするなどして身をかわす。自分が捜査を担当していたトルコ人犯罪組織のボス、ハッサンが殺された事件と、妻と息子殺しの関係性に着目して調べる。その頃、病院で治療を終えたデヴリンにラインハルトが事情を聞こうをするが、彼が詳しいことを言おうとしない。苛立ったラインハルトは、デヴリンの身柄を拘束すると言い出す。一方、デヴリンの名で警察に電話をしてハッサンの妻レイラの住所を聞き出したファロウは、警察の目をかわしながら彼女の家に向かう。

ラインハルトはマーカスが犯人ではないかもしれないと思い始め、マッケンジーにダイナーでの彼の様子を聞きに行くが…。そんな中、ファロウは電話でフィンを励ました後、続けて電話でマッケンジーに捜査状況を訪ねるが、彼女は「フロッピーなどない」とうそぶくのだった。マーカスは重大事件の容疑者となるが、ついに黒幕の存在に気づき、最後の戦いに挑む。