桃子(松下奈緒)は、5人家族の次女。ある日突然、父の忠(蟹江敬三)が失踪してしまう。母の綾乃(竹下景子)や妹、弟たちを抱え、桃子は父がわりとなって一家を支えようと奮闘する。そんな折、忠の部下だった都築(原田泰造)から、父の居どころを知らされる。おでん屋の女(西田尚美)と下町のアパートで暮らしているらしい。家族の元へ連れ戻そうとアパートへ向かった桃子は、忠との対面を果たすのだが…。[FICT](C)NHK
失踪した父の忠(蟹江敬三)に代わって、桃子(松下奈緒)は、一家を支えていこうと決意。忠の残した借金も、自分の給料をやり繰りして、なんとか返していこうとする。だが、表面上は平静を装っていた母の綾乃(竹下景子)が、父のいない正月に感情を爆発させてしまう。さらに“姉の咲良(井川遥)がトラブルを起こした”という連絡が、桃子の元に入る。[FICT](C)NHK
父・忠(蟹江敬三)が失踪してから、2か月が経った。母・綾乃(竹下景子)は過食に走り、次第に平常心を失っていく。一方で忠は、おでん屋の女・節子(西田尚美)と離れられない。家族のため、ひとり奮闘する桃子(松下奈緒)だが、姉・咲良(井川遥)も夫の浮気に苦しんでいることを知る。そんな中、唯一心を許せる相談相手・都築(原田泰造)への思いが、愛情に変わるのを感じ始める。[FICT](C)NHK
桃子(松下奈緒)は、都築(原田泰造)への愛の高まりを感じるが、都築は別居していた妻・貴子(粟田麗)から「もう一度やり直したい」と言われ、悩んでいた。家では、妹・陽子(臼田あさ美)のウソがばれて恋人との仲が険悪に。姉・咲良(井川遥)は、夫・和夫(小林正寛)が浮気をしている現場に乗り込むことを決意する。浮気に悩む母や姉の姿に、桃子は都築との恋を諦めようと決意するが、都築は思わぬ告白を桃子にする。[FICT](C)NHK
桃子(松下奈緒)は、妻子ある都築(原田泰造)と別れることを決意する。父・忠(蟹江敬三)は、自分を愛し始めた節子(西田尚美)と暮らし続ける道を選び、母・綾乃(竹下景子)と桃子に、別れを告げる。それから半年後。姉・咲良(井川遥)、妹・陽子(臼田あさ美)、弟・研太郎(瀬戸康史)、家族それぞれが、新たな一歩を踏み出し始めたように見えたやさき、桃子は、綾乃と忠が密会している現場を目撃してしまう。[FICT](C)NHK
父の忠(蟹江敬三)と母の綾乃(竹下景子)が密会している姿を見てしまった桃子(松下奈緒)は、恋を諦めてまで家族を守ろうとした思いが裏切られ、ふんまんやるかたない。桃子の様子を不審に思った咲良(井川遙)は話を聞きだし、父と母の密会の事実に驚きながらも、妙に納得する。ある夜桃子は、意を決して綾乃を問いつめるが、そこに忠が倒れたとの報が入り…。ねじれた関係は一体どうなるのか?夫婦と家族の絆を描いた最終回NHK