解剖学者で作家の養老孟司さんと暮らすのは、14歳のまる。特技は通称「どすこい座り」。不思議な存在感を持つ猫だ。養老さんが今日もキーボードをたたく中、邪魔しかしない。でもそれがまるの仕事?豊かな鎌倉の自然を舞台に贈る、養老センセイとまるのかけがえない日々。書き下ろしエッセイを朗読するのは俳優・松坂桃李。猫も杓子(しゃくし)も、猫ブームのこの時代に猫好きにはもちろん、そうでない方にもささげる。[TRAV](C)NHK
作家・村山由佳さんと暮らす17歳の愛猫もみじ。執筆中もずっと離れない「戦友」だ。幼い頃から猫に囲まれてきた村山さんだが、もみじは特別な存在と言う。軽井沢の自然の中、老いが迫るもみじとのかけがえない日々。書き下ろしエッセイを朗読するのは、自身も猫好きで知られる女優・上野樹里。猫もしゃくしも猫ブームの時代、猫好きはもちろん、そうでない方にもささげる心が自由になる60分。美しい映像で送る魂の記録。[TRAV](C)NHK
もの書く人のかたわらにはいつも猫がいた。今回はサイエンス作家の竹内薫。高エネルギー物理学を専攻、科学の世界を言葉で伝える仕事へ。コメンテーターとしても活躍する。現在4匹の猫と暮らすが、猫のフォルムを流体力学に重なる美しさと表現、猫との触れ合いが人間の脳を活性化させるとも話す一方で、運動能力が高く、駆けまわる猫たちに翻弄される日々。物理では把握しきれない猫の魅力を考察するサイエンティストの日々とは?[TRAV](C)NHK
もの書く人のかたわらにはいつも猫がいた。今回は「梅ちゃん先生」「結婚できない男」など数々の人気ドラマの脚本を手がける尾崎将也。動物を飼うことに興味がなかったにも関わらず、いつの間にか6匹の猫と同居。表情も執筆のペースも崩さない泰然自若の脚本家と自由奔放な猫たち。関心がないように見えながら「すべて家族」と断言する、そのまなざしに6つの個性はどう映っているのか? ドラマさながらの? ユーモラスな日々。[TRAV](C)NHK
愛猫家の作家は今も昔も数知れず。もの書く人々は何故猫を愛する?書き下ろし作品を依頼、自由気ままな猫の姿と彼ら彼女らを愛し同時に翻弄される?作家たちの姿を映像化。 2017年3月に放送した番組のアンコール。[TRAV](C)NHK