天地は神界、仙界、妖界の三界に分けられ、上古、炙陽、白玦、天啓という四大真神によって治められていた。天真爛漫な上古は親友の月弥と共に下界の宴へ。そこで上古は、縁結びの術を試すも、霊力不足のために失敗し大混乱を招いてしまった。未来の主神でもある上古の未熟さを心配した炙陽は、長らく下界で子供たちに仙術を教えている白玦を呼び戻して上古の指導を託すことに。甘やかされて育った上古だが、しぶしぶ白玦に弟子入りし…。
白玦に憧れる女神たちの贈り物攻勢に負けて、勝手に彼女たちを白玦の住まいに入れた上古。激怒し指導をやめると宣言した白玦を天啓がいさめて和解する。そんな時、魔界を支配する玄一から、混沌主神の上古と和平交渉を行いたいとの伝言が届いた。7万年前の大戦を繰り返したくない炙陽らは上古を行かせることに決め、交渉までの3か月間の特訓を白玦に一任。白玦は下界の瞭望山で集中的な訓練を開始し、上古の神脈を開くことに成功する。
神脈が開いた上古は、ある日、腕試しをしようと1人で魔族が住む地へ向かう。すると初めての試練である天劫に直面し、雷に襲われるが、なぜか稲妻は上古を避けて落ち続けていた。実は密かに白玦が上古を守っていたのだ。戻るなり力尽きて倒れた白玦の枕元で、白玦の神獣・紅日から事情を聞かされた上古は、白玦を救うため自分の神力を全て白玦に注ぎ込む。目を覚ました白玦の前で、上古は改めて拝師の儀によって正式に白玦の弟子となる。
九幽の戦いで自分が利用されたことに立腹した上古は白玦と仲たがいするが、紅日の一計で和解。上古と白玦の接近を案じた天啓は、上古との仲を取り持ってもらおうと、普華に神界で縁結び会を開催させる。一方、天啓を振り向かせたい月弥は普華にもらった縁結び紐を天啓に投げるが、日神と夜神の所に落ちて2人が恋人同士に。それが原因で悪天候となる中、視界を邪魔された普華は上古と一緒にいた白玦を天啓と見誤り、術をかけてしまう。
普華の手違いによって2人きりで一夜を明かした上古と白玦。驚く普華に白玦は、二度と真神の縁結びに手を出さぬよう命じる。眠る上古を抱き上げて歩く白玦の姿が噂となり、上古も白玦への恋心を意識し始めていた。一方、天啓は、日神と夜神が引き起こした騒動の責任を取り、月弥をかばって罰を受ける。乾坤台で白玦は、上古を待つ天劫の厳しさを思い不安になるが、主神になる宿命を受け入れると語る上古に力を尽くすことを約束するのだった。
ささいな口論がきっかけで始まった雪迎との手合わせに、上古は負けてしまった。白玦は、衝動的な性格を改めるよう上古を叱る一方で、口先だけの謝罪に来た雪迎に罰を与える。上古の神獣に指名されていた鳳焔は、神獣となるための転生を控えていたが、鳳焔と別れたくない恋人の梧夕が転生に必要な「元神」を盗んで行方をくらましたという。元神の奪回のため白玦と仙界に降りた上古は、実は鳳焔も梧夕との愛を貫く覚悟でいることを知る。
チョウ・ドンユイ
Shang Gu/Hou Chi
シュー・カイ
Bai Jue/Qing Mu/Bo Xuan
ジェニー・チャン
Wu Huan
劉学義
Tian Qi/Jing Yuan
Li Ze Feng
Zhi Yang