シーズン1、エピソード3: 直(滝沢秀明)の訴えに協力してくれることになったセツ(松雪泰子)だったが、セツはメスが照子(竹下景子)の体から出てきたという証拠と、メスと照子の死に因果関係があったことを証明する必要があると言い出した。直は、照子の棺の中には燃えないものは入れなかったと主張。メス以外に何か手がかりが見つかったら、南医師を訴えて真相を暴いてくれるかとセツに懇願する直。引き受けるセツ。セツは、とにかく訴えを起こす前に少しでも多くの手がかりを集める必要があると直に言う。早速、照子が死に至るまでの手がかりを探すためにビラを作り始めた直は、ビラを手に商店街外れの神社近くで「救急車で運ばれるまでの母の様子をご存知の方はいませんか!」と道行く人に呼び掛ける。それに続く史朗(尾藤イサオ)、祐子(佐藤仁美)、瑠奈(井上結菜)。そして、直の友人達やその家族も直のビラ配りに協力してくれるのだった。だがそんな中、直の同級生・毬(小嶺麗奈)の母・佳代(増子倭文江)だけは直を遠巻きに見、毬から手渡されたビラにも目を落とさないのだった。そんな佳代を怪訝に感じる直。いっぽう昭英総合病院を訪れたセツは、南(京本政樹)と接見。南はセツに、「メスの置き忘れについて調べるつもりなんだろ!」と怒鳴ってしまう。「置き忘れたんですか?」とセツ。南の口から置き忘れたという言葉が聞けたことに手応えを感じるセツだった。かたや、直は友達のおじいさんが照子を神社で見かけたとの情報を得、すぐに駆け付ける。だがそのおじいさんはボケているとの噂があった・・・。その後、直を訪ねようとして道に迷っていた亜美(優香)を連れて直の家を訪れたセツは、早く証拠保全の申し立てをしなければならないと直に言う。直達がビラを配ったりしたから、早くに手を打たないと病院側はなんらかの手を打ってくるというのだ。そんな矢先、昭英総合病院がテレビで記者会見を開く・・・。
