S1, E2: 直季は実那子が働くオーキッド・スクエアにいきなり現れ「あんたは俺の一部なんだから」という言葉を残し去っていく。実那子が後を尾けると、ビルのライティングをテストしている作業現場に出た。近くの機材トラックには「ライトセーバー」と社名ロゴがある。直季の素性を知る実那子。 一方、直季は、敬太に実那子の婚約者、輝一郎について詳しく調べてほしいと頼む。弱みが見つかったら、結婚を壊すために利用するつもりだった。敬太は仮出所した国府が行方不明になっていることを直季に伝える。「国府が殺し損ねた女の子をどうしてお前が追いかけているんだよ」敬太は尋ねるが、直季は理由を明かさない。 そのころ実那子は自分の部屋で、輝一郎と鍋を囲んでいた。「親父が君に早く会いたがっているよ」と輝一郎。父親・正輝が最近帰国して、結婚祝いに実那子の肖像画を描きたいと言っているらしい。正輝は海外で高い評価を得ている画家だった。輝一郎はさらに、自分が中学生の時に家出したまま帰らない母親・麻紀子についても話す。7年後に失踪宣告が認められ、法律上、麻紀子は死人になっていた。
