
視聴可能: Prime Video、FOD
お水の花道~女30歳ガケップチ~、エピソード4: ある晩、クラブパラダイスに入ろうとしながらためらっていた中年男・斉藤(小松政夫)と店の前でぶつかった明菜(財前直見)は、斉藤を満面の笑みで店に誘った。 新規の客を連れて現れた明菜に驚きつつも、斉藤の貧相な身なりから一見の客だと値踏みするホステス達。だが明菜は、明らかに普通のサラリーマンで、接待にも見えない斉藤に無理はさせまいと、そっと安い酒を振る舞い、精一杯の接客をする。緊張する斉藤をなんとかリラックスさせ、快く送り出した明菜。帰り際、本当に楽しかったと言い残して去る斉藤に、明菜は微笑ましい気分になる。 だが翌日、予想を裏切り二日連続で斉藤が現れた。それも、キメキメの服装に、明菜へのプレゼント付きで。高価な酒を入れる斉藤は、実は自分は鎌倉の地主なのだと言う。 翌日の同伴の約束までとりつけ、有頂天の明菜。その後も斉藤の指名や同伴は続き、斉藤の上客ぶりに店は活気づいた。 そんなある日、斉藤との待ち合わせ場所に走った明菜は、喫茶店のガラス越しに、女性に何かを言われてしょぼんとする斉藤を目撃。女性だけが席を立ち、店を去ろうとしたところで明菜は声をかけた。女性は斉藤の娘だった。娘は言った。斉藤は小さな会社の万年係長を先日定年退職したばかりで、その退職金をもう使い果たしてしまったのだと・・・。
ドラマ · 1999年1月27日 · 46分