
シーズン1、エピソード3: 「アンティーク」に、橘圭一郎(椎名桔平)の祖母、白井富貴子(八千草薫)が小早川千影(阿部寛)を連れてやってきた。「おばあさま」と富貴子に呼びかけ、千影とは「若・・・」「影・・・」と妙な名前で呼び合う橘に、神田エイジ(滝沢秀明)と小野裕介(藤木直人)はア然。エイジの「ボンボン?」という質問にうなづく橘。富貴子によれば、千影と橘は幼い頃から従兄弟のように育ったらしい。さらに富貴子は、店に来たら千影が見張っていたので連れてきたと言う。千影は、橘の父親の依頼で彼を見張っていたのだ。 ケーキを食べた富貴子は「とっても優しいケーキ」とほめる。エイジ、小野、橘もまんざらでもない。また来る、と言って店を出る富貴子たちを見送った橘は、見張りを辞めて欲しいと言うが、千影は「あんなことがあったんだから」と譲らない。逆に「なんでケーキ屋なんて?」と千影に質問されるが、橘は答えられない。その頃、車に乗って「アンティーク」を去りつつあった富貴子は、店にやってきた宗像克雄(辻萬長)とすれ違い、何かを思い出そうとしていた。「アンティーク」を巡る人々に新たな疑問が浮上。 店内に戻った橘は、富貴子と話しても小野が平気だったことを思い出した。祖母を女として認めないのか?と問う橘に「そんなこと・・・」と小野。するとエイジは「何で女が苦手なんですか?」と、小野に超ストレートな質問を。小野が謎の微笑で答えていると、宗像が入ってきた。いつものように新作ケーキを注文する宗像。すると橘は、なぜかエイジに接客を任せ、オーナールームに去ってしまう。そんな橘を気にかける小野。 ビビリながらなんとか無事、宗像の接客を終えたエイジの元に、橘が戻ってきた。橘の態度に疑問を感じていたエイジは、ストレートにその疑問をぶつける。だが、橘は答えない。そんな橘にエイジは、宗像の目が昔補導された時の警官の目に似ていて緊張する、と言う・・・すると、橘の表情が一瞬変わった。