シーズン1、エピソード2: 二十歳の青年ショーザイは、金をもうけて人の上を行こうと常々考えていた。その結果、脅されてカンボジアに連れていかれ、詐欺をはたらくはめに。命からがら台湾に戻ったが、安い給料で使われて未来が見えない。妊娠中の恋人に安らぎのある家庭を与えようと思うものの、すべてが裏目に。政府への不満を募らせた彼は、財産や社会的な身分が再編成されるという幻想に惑わされ、スパイの地下組織に加わる。中国軍が上陸する直前、ショーザイは組織の命令でデモ行進を襲撃。目の前にいた妊婦を殴ろうとした時、彼は自分の未来を築こうとしているのか、それとも壊そうとしているのか、もはや分からなくなっていた。
