ハンバーガー
null: “ふつうで美味しい”とは今日も明日も美味しくて、10年後も食べたいと思う味。 日本各地のおいしいものを40年食べ歩いた、元「dancyu」編集長・植野広生が、大好きなお店の“ふつうで美味しい”料理を教えて貰い、「植野食堂」のお品書きに加えていきます。 今回伺うのは、東京・本郷のハンバーガー専門店「ファイヤーハウス」さん。 1996年の開店当時、ハンバーガーといえばファストフードが主流の時代に、素材と調理にこだわった本格アメリカンバーガーを提供し、“グルメバーガー”ブームの草分けとなった名店です。 若き店長・小林晴貴さんはオーナーの吉田大門さんからマンツーマンで味を受け継ぎ、休日には研究を重ねるほどの情熱家。 “ハンバーガーはごちそう”という価値観を日本に根付かせた創業者の想いと、そのバトンを受け継ぐ若き店長の夢が、ひとつのバーガーに詰まっています。 そんな店長から教わる本日の料理は、天然酵母を使った香ばしいバンズに、つなぎを使わず鉄板でジューシーに焼き上げるパティの肉汁が絡む「ハンバーガー」。 肉の旨味、バンズの香ばしさ、野菜の瑞々しさ──三位一体の“旨味のバランス”に迫ります。 さらにチャチャッと一品では、材料2つでできる懐かしの「バニラシェイク」も紹介します。 本日も作り手の優しさをお腹いっぱいいただきます。
