シーズン1、エピソード3: ウセキン一家はどの戦略を採るかについてますます意見が分かれていった。モハメッドがキエジマン弁護士を信じる一方で、サラとベンアマーは納得できずに距離を置いていく。家族はバラバラになっていき、暴行を受けたファトナはパリを離れ、サラは恋人と別れて新しい生活を始め、モハメッドは悪意のある流言によってビジネスが傾き、ベンアマーは宗教に慰めを求めた。幸運にも、ようやく裁判が行われる可能性が出てきた。事件の唯一の目撃者が証言をするために現れたのだ。現場となったムッシュー・ル・プランス通り20番地で現場検証が行われた。このことは家族にとって事実を裏づける最大のチャンスとなる。
